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ガイソー福岡店

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GAISOお悩み相談室~見積もり編その3~

2020.08.16
こんにちは!ガイソー福岡店の永田です!
本日よりお盆休みも空け、ガイソー福岡店は通常営業しておりますので、工事を再開する現場は勿論、これから工事が始まる現場もありますので、そちらは後日ご紹介致しますね!ご相談もお待ちしております!

本日は「GAISOお悩み相談室~見積り編 その3~」ということで、本日は私が皆様のお悩みを解決したいと思います!
また見積りなの?と思われるかもしれませんが、実際、見積りの中身、内容に対する疑問、悩みは多いものです。
ひとつひとつお答えしていきたいと思いますので、皆様の参考になればと思います。

今回のお悩みは「見積もりの外壁の塗面積が会社によって、少し違う!どれが正しいのかわからない!!」です。
こちらは非常に多いお悩みです。大きな差はともかく、僅かな差がでたりするとどれが正しいのか分からなくなりますよね。
それが塗料の塗布量の数字に影響が出るならなおさらです。
なぜ、塗面積が会社によって違うのか、考えられる原因を例をあげてお話していこうと思います。

例 Gさんがご自宅の外壁塗装をするために相見積もりを5社取りました。それぞれ見積もりを提出して頂きましたが、金額は勿論ですが、塗面積も違い、それぞれ A社 181㎡ B社 176㎡ C社 198㎡ D社 156㎡ E社 182㎡ でした。
ではまず数字の違いです。 A社、B社、E社 この3社の数字の違いは、考えられる原因の1位は誤差の範囲内です。
誤差と聞くと大丈夫なのと思ってしまうかもしれませんが、誤差が出るのには理由があります。積算をする際に立面図のコピーを頂いて、それをもとに積算していますが、きれいに測れない部分が出て来ることもあります。平面図で見てもらうとわかりやすいですが、1820、910といった長さが記載されています。これを100分の1で計算すると、1.82 0.91となります。スケールでは㎜単位でしか図れないため、1.8 0.9と切り捨てか、1.9 1と切り上げるかどちらかになります。また平面図では分からない部分の長さが㎜単位で図れない場合もあります。その場合は切り上げで1とするか、0.5とするかのどちらかになります。平面図の数字を参考にしない場合もこの方法を利用します。
つまり、積算の仕方で、切り上げるか、切り捨てるか、0.5と考えるかで合計の面積に大きな差が出るのです!
例えば実際の数字が「10+0.91+1.82+15.44+6.73+5.55+14.96=55.41」という積算があった場合
切り捨て積算だと、「10+0.9+1.8+15.4+6.7+5.5+14.9=55.2≒55」という積算になります。
切り上げ積算だと、「10+1+1.9+15.5+6.8+6+15=56.2≒57」という積算になります。
0.5合わせだと、「10+0.95+1.85+15.45+6.75+5.55+14.95=55.6≒55.5」という積算になります。
みて分かる通り誤差が生じてます。このように計算の仕方によって誤差はどうしても生じてしまうのです。
どのやり方が正解というのはありませんので、「切り捨てで計算して少なく見せて安く見せている」「切り上げで計算して多めにとっている」ということは基本的にはございません。15mを20mにしたり10mにしたりといったことがあればその限りではないですけど笑
ここで大事なのは、積算した数字もそうですが、塗料缶の缶数と、きちんとした工事をするかどうかです。誤差かもしれないけど、少しでも数字の少ない見積もりをという考え方は絶対にやめてください。公正な判断が出来ていない可能性がありますので。
回答とするなら、ちょっとした数値の差なら誤差の範囲ですので基本的には気にしないで大丈夫です!!気にしないといけない場合は後程お話します。
最初の例に戻りますが、C社、D社の場合に考えられる原因は、積算ミスが一番可能性が高いです。
よくあるミスは、現地調査が不十分なことでおこるミスです。増築してたり、窓のサイズが変わってたりしているのは勿論、そもそもの立面図の記載ミスという可能性があります。そういった部分の確認漏れがそういった数字の差に出てくる可能性があります。ちなみによくあるミスは雨戸の確認です。戸袋がある場合は附帯物の部分になりますが、ない場合雨戸を閉め切ると外壁面がでてくるご自宅もあります。その部分を入れ忘れたり、必要ないのに入れたりしている場合があります。
そして注意点があります。見積もりの数字が他と極端に違う=ミスしていると決めつけないでください!項目を変えていたりする可能性があります。
例えば先ほどの雨戸部分、戸袋がない場合も附帯物に入れている場合もあります。また庇部分を入れている場合もあります。
そして一番可能性としてあるのが、基礎面積を一緒に入れている可能性があります。その場合、塗面積数が大きく増えている可能性がありますのでご確認ください。大事なのは内容と見積もりが一致していることです。

繰り返しになりますが、見積りの内容はもちろん大事ですが、大事なのはきちんと工事がされているかです。その判断部分の一つに見積りの積算は含まれます。積算の結果は大事な部分です。しかし数字に囚われすぎないでください!
今回の回答はお役に立ちましたでしょうか?
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