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外壁塗料について
今回は外壁塗装の際に使用する塗料についてお話ししたいと思います。
大前提として外壁塗装というのはご自宅の外壁を保護するためのコーティングの役割になります。既に外壁が腐食したり剥がれている場合は外壁塗装をしても効果がありません。
新築を建てて約10年後から定期的に行うことで外壁を保護し劣化を遅らせる効果があります。
その中でも塗料の種類により保護効果の耐久年数が様々変わっていきますのでそれについてご紹介させていただこうと思います。
アクリル塗料… 耐久年数目安5年～8年 比較的安価に手に入りプラモデルやDIYで使用されることが多い ただし、紫外線に弱く劣化しやすいため外壁塗装には不向き
ウレタン塗料…耐久年数目安8年～10年 汎用性が高いため取り扱いが出来る業者が多い ただし、アクリル塗料と比べるとマシだが紫外線に弱く劣化しやすい
シリコン塗料…耐久年数目安10年～13年 汎用性も高く耐久性も比較的に高いため外壁塗装向き ただしアクリル、ウレタン塗料と比較すると高価になるためイニシャルコストがかかる
フッ素塗料…耐久年数目安15年～18年 耐久性が非常に高く耐候性にも優れている、親水塗料になるため雨で自然に汚れを落とす効果も期待出来る ただし、イニシャルコストがかかること、塗料が硬いため外壁材がモルタルの場合は注意が必要
無機塗料…耐久年数目安20年 石やガラス等と同じ無機物を配合しているため紫外線の影響を受けにくく耐久性、耐候性にも非常に優れている ただし、イニシャルコストが他塗料と比べてもダントツでかかること、技術者の技術により効果が異なる場合があるため熟練の技術者が必要になります。
ざっくりですが、以上が主な塗料の種類とメリットデメリットになります。
塗装を行う上で一番大事なことが今後のライフプランになりますので一番先にご家族の中で話し合いをしていただいてライフプランに適した工事をすることをおススメ致します。
