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ガイソー福岡店

ブログ

屋根の素材について

2024.09.25
こんにちはGAISO福岡店の畠中です
今回は屋根工事に使われる素材の特性をご紹介します
耐久性、重量、費用、メンテナンスのしやすさなど、材質によって様々です。
ここでは、一般的に使用されている瓦材、スレート屋根、アスファルトシングル、板金屋根、平板瓦、和型の陶器瓦についてまとめました。

 1. 瓦材
重さの特徴
瓦材は、主に粘土を焼いて作られるため、他の屋根材と比べて重いのが特徴です。標準的な粘土瓦の重さは1平方メートルあたり約40kgから60kg程度です。

☆メリット
- **耐久性が高い**: 瓦は長寿命で、40年以上の耐用年数を持つこともあります。
- **断熱性が良い**: 瓦の厚みと密度により、優れた断熱効果があります。
- **美しい外観**: 日本伝統の建築に調和する外観で、和風の住宅には最適です。

★ デメリット
- **重い**: 瓦は重いため、屋根全体の構造を強化する必要があります。特に地震時には、家全体にかかる負担が増加します。
- **費用が高い**: 瓦の材料費と施工費は他の屋根材に比べて高い傾向があります。
- **メンテナンスが必要**: 長期間使用すると、瓦のひび割れや欠けが発生する可能性があり、定期的な点検と修理が必要です。

2. スレート屋根
 重さの特徴
スレートは5㎜程度の石膏などを固めている材料で、1平方メートルあたりの重さは約25kgから30kg程度です。瓦よりも軽量で、施工が比較的簡単です。

 メリット
- **軽量**: 瓦に比べて軽いため、建物の構造にかかる負担が少なく、地震時のリスクを低減します。
- **耐久性**: 天然石のため、非常に高い耐久性があります。建築コストが抑えられます

 デメリット
- **10年に一度は塗り替え必須、塗り替えても素材自体の強度は上がりません。
- **割れやすい**: スレートは割れやすい性質があり、取り扱いや施工時に注意が必要です。

3. アスファルトシングル
重さの特徴
アスファルトシングルは、1平方メートルあたり約12kgから15kg程度と非常に軽量です。木造住宅の屋根材として広く使用されています。

メリット
- **軽量**: 非常に軽量で、建物の構造にほとんど負担をかけません。
- **施工が簡単**: 施工が比較的簡単で、施工費用も安価です。
- **防水性**: アスファルトシングルは防水性が高く、雨漏りのリスクを低減します。

 デメリット
- **接着が甘いと台風などで飛ばされることがある(耐風圧は50mまで耐えられます)
- **コロニアルからカバー工事する際・遮熱性の改善はほぼない

 4. 板金屋根
 重さの特徴
板金屋根は、1平方メートルあたり約7kgから10kg程度と非常に軽量です。鋼板やアルミニウムなどの金属を使用しているため、非常に薄くても強度があります。

メリット
- **軽量**: 他の屋根材に比べて最も軽量であり、地震時の安全性が高いです。
- **施工が迅速**: 板金は大きなシートとして扱うため、施工が迅速に行えます。
- **防水性と耐風性**: 金属製であるため、防水性や耐風性が非常に高く、台風などの強風にも強いです。

デメリット
- **カバー工事の際アスファルトシングルよりは高価になる

5. 平板瓦
 重さの特徴
平板瓦は、1平方メートルあたり約40kgから50kg程度で、一般的な瓦と同じく重い材料です。

メリット
- **現代的なデザイン**: 平らな形状が特徴で、モダンなデザインに適しています。
- **耐久性が高い**: 瓦材と同様に非常に高い耐久性を持ちます。
- **防水性**: 平板瓦は形状がシンプルで、雨水が流れやすいため、防水性が高いです。

デメリット
- **重い**: 瓦と同様に、建物の構造に負担がかかり、地震時のリスクが高まります。※平板でも最近は軽量な物も増えています!!
- **費用が高い**: 瓦材と同じく、費用が高いのがデメリットです。





 6. 和型の陶器瓦
 重さの特徴
和型の陶器瓦は、1平方メートルあたり約40kgから60kg程度と、瓦の中でも特に重い部類に入ります。

 メリット
- **伝統的な美観**: 日本の伝統的な建築様式に調和する、美しいデザインが魅力です。
- **耐久性**: 非常に高い耐久性を持ち、40年以上の寿命があります。
- **断熱性が良い**: 他の瓦材同様に、断熱性に優れています。

デメリット
- **非常に重い**: 瓦の中でも特に重いため、建物の構造を強化する必要があります。
- **費用が高い**: 高価であるため、初期投資が大きくなります。


屋根工事は外部改修工事でも高額な部類に入ります
なのでどうしても費用面に目が行きがちです!考えるべきはまず自分たちが今の家にあと何年住むか?
何年住むか不明確な時は、【次のメンテナンス時期をいつにしたいか】これを考えるとよいと思います。


・屋根を塗装するだけで事足りるのか?カバー工事の方が人生トータルでは費用が抑えられるかも
・売却の場合屋根カバー工事までする必要があるのかどうか?
・お子さんに代替わりする際、そこに誰が住むのか?引き継いだ後の運用方法は?
・もし5~10年程度で屋根カバー工事をした場合前回の塗装代が無駄になってしまわないか?
・屋根の素材を変えるだけで費用はどれくらい変わり、耐震性の向上になるか?
・耐震性が上がると福岡市の補助金が使えるか?

等々考えることはたくさんあります、しかしプロでもない限り最適なプランを考えるのはなかなか難しいです
そこでGAISO福岡では毎月リフォーム相談会を実施しております
まずは話を聞いて情報収集・整理するだけでも価値があります
ご来場お待ちしております
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