Requires a javascript capable browser.

ガイソー福岡店

ブログ

床下メンテナンス

2020.07.15
こんにちは!GAISO福岡店の安藤です。
前回のブログで、家は屋根、外壁、床下がしっかりしていれば長持ちしますとのお話を致しました。
「屋根、外壁はわかるけど、床下のメンテナンスって白蟻でしょう?家の近所で出た話がないから大丈夫でしょ。」という考え方の方は未だに多いです。
そもそも白蟻予防は保険です。出ないところは出ないですが、もし出てしまった所は、住宅に大きな被害をもたらします。もし構造上大切な部分の柱を白蟻が食べてしまい、木材をボロボロにしてしまった場合、そのまま住むのが難しくなり、大規模な修繕が必要になる可能性があります!その際に、白蟻の防除工事をしてから5年以内の場合は、賠償保険が最大1千万下りる可能性があり、その費用を使っての工事が可能です。
もし入ってなければ、修繕費用は自腹となってしまいます。そんな可能性が出てきてしまうのです。
白蟻防除工事は簡単に言えば5年ごとに更新が必要な保険のようなものと考えて頂けたらと思います。
そして、勿論白蟻に関しての調査、防除は大事ですが、もう一つ大事なものがあります。
それは家の「基礎」です!
家の基礎にヒビが入っていると、そこから水が侵入し、中に入っている鉄筋をサビさせます。
サビた鉄筋は膨張し、爆裂と呼ばれる現象を引き起こします。爆裂が起きてしまうと、ヒビが大きく広がったり、基礎の一部が欠けたりして、構造上必要な耐力が減少します。そうなると耐震性が減少して地震で建物が傾いてしまったり、地盤沈下を引き起こす可能性があります。
それを防ぐために、ヒビに対しての適切な補修、補強が必要になります。
勿論、すべてのひび割れを補修する必要はありません。ヒビの中にはヘアクラックと呼ばれる構造上問題ない日々もあります。見分け方としては幅が0.3mm以上の場合は構造に影響を与える可能性のある構造クラック、それ以下の場合はヘアクラックになります。
そしてヘアクラックの場合でも、横方向のひび割れや、基礎の幅一杯にあるひび割れは補修をオススメしております。
そしてこのヒビ、外側の部分は家の外から目視で確認できるのでご自身である程度把握する事が可能ですが、家の内側の基礎は、床下に潜り内部を確認しないとご自身で把握ではできないので、実際床下の基礎の点検をされることをオススメしております。
長くなりましたが、基礎の内側の補強の重要性をご理解頂ければ幸いです。
次回は実際の床下のメンテナンスの工法のご説明を致します!
日本の住宅はGAISO福岡店にお任せください!!