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万が一の地震に備えるためには
今年は年明け早々大きな地震もあり大変な思いをされている方もたくさんいらっしゃると思います。心よりお悔やみ申し上げます。
今回はいつどこで発生するか分からない地震対策についてお話をしたいと思います。
まず前提として耐震補強をしたからと言って100%地震対策が出来ているわけではありません。自分の家が地震で被害に合わなくても近隣からの巻き込みの可能性もありますし山や崖に近い自宅に関しては土砂崩れに巻き込まれる可能性も沿岸地域に関しては津波の危険性もあります。
そのためまずはご自身が加入されている保険の内容を見直して下さい。
通常地震保険というのはオプションになるためまだまだ加入されていない方が多く見られます。もちろん人命が第一でありますが、被災後に生活を立て直すために大事なことになります。それから地震保険の補償内容は本当に適切でしょうか？
多く見られる内容としては地震の一部損でご自宅の保険金に対して5%、小半壊で30%、大半壊で50%、全壊で100%になります。加入されている保険金はご自身が万が一被災された場合に支払いされる金額に相応しいでしょうか？
私たちも以前福岡西方沖地震や熊本地震を経験しており、その中でご自宅に地震の被害に合っているにも関わらず修理が出来ていない家を沢山見てきました。地震保険の申請にも有効期間があり、地震発生から3年というのがありますので保険申請が出来なかったことも沢山あります。
ただ、そのままにしてしまうと耐震性も低下しているので再度地震の被害に合うと倒壊の危険性が高くなりますので補強もしくは補修することをおススメ致します。
被災されて3年以内の方はまだ申請することが出来ますので是非行動してみて下さい。
下記の写真のようにヒビがあるだけでも保険は使用出来る可能性があります。
地震の被害を少なくするために耐震改修工事も有効ですが、まずは手短に始めることが出来る保険の見直しからしてみてはいかがでしょうか？
